FC2ブログ

ギルバート・グレイプ覚書

谷根千MAPロケ地巡りでも書きましたが、2月1日にマルちゃんの主演舞台、ギルバート・グレイプを見に行ってきました。
人生初のグローブ座。思ったよりも狭くて、丸い客席がなんだかいい距離感のある劇場でしたよ。

そんな自分の覚書兼感想です。
もちろんネタバレありありです。千秋楽終了しましたが、長いです。
興味のある方のみ追記へ。







【覚書】
詳細なストーリーは書くと長くなりますし、自分が印象に残った場面やセリフをピックアップしていきたいと思います。

・アーニー:僕が大きくなったんじゃない。ギルバートがどんどん縮んでるんだ
・家の修理をしている時にステージから上がる予定が上がらないタッカー(笑)妹が差し入れを持ってきたときにお礼を言うが、「気持ち悪い」と一蹴される。
・自動ドアの話をバイト先の奥さんの耳に入れないようにするため「レディ・ガガ」と強引にごまかす(笑)
・ギルバートは有名人に対して劣等感を持っている(この時あるキャストさんのプライベートはアニメとゲームばかりと暴露されるw)
・目立たないように連れ出したはずなのに、入ったレストランで率先して自分のアピールをすることに辟易して:有名人はなんだかんだでチヤホヤされるのが好き
・お世話になってる保険会社の奥さんとの性関係を持ってしまっているギルバート。罪悪感に苛まれている(この時の声が逸品なんですよね)。

・10年間通った学校が燃やされるというイベントが行われることになった。
・ギルバートはベッキーに誘われて学校へ忍び込むことに。でも、アーニーをお風呂へ入れないといけない。ギルバートはアーニーに準備だけして一人で入るように指示を出す。
・しかし、アーニーは一人でお風呂に入れる訳もなく、そのまま水になってしまった湯船にずっと浸かっていた。結果、お風呂や水が嫌いになってしまうアーニー。
・ギルバートとベッキーは学校へ忍び込む。いい雰囲気になった所で、キスをしようとすると、「まだ外と中がちぐはぐよ」と断られてしまう。
・肩透かしをくらいながら、ギルバートは全部の教室の黒板にメッセージを残すことにした。
 おならをしたタッカーの横にギルバート・グレイプ参上
 G(縁取りをして塗りつぶす)
 ありがとう
 ギルバートグレイプ(最上級クラス)
・でも、小2の教室にはなぜかメッセージが書けない。
・その日の父さんはすごく機嫌が良かった。僕のクラスには授業中にトイレへ行くと休憩時間がなくなるという変なルールがあった。僕は授業中におしっこへ行きたくなったけど、休憩時間に家に帰りたかったから必死で我慢した。でも、我慢しきれず漏らしてしまい、休憩時間は後始末をしていた。あとでわかったこと、それはその時間に父さんが首を吊ったということだ。ギルバートは獣のように泣いた。それ以来、ギルバートは涙を流すことができない。

・アーニーは何度も注意されている鉄塔昇りを止められず、ついに警察に保護されてしまう。
・警察に言っても取り合ってもらえず、困っていたところ、母親が動いてくれることに。
・何年かぶりの外出で、あまりにも太った容姿にまわりが騒ぐ。
・父親と結婚する前はとてもきれいで、美しかった母親は、警察官のお偉いさんにも顔がきき、無事にアーニーは戻ってくることができる。
・しかし、母親は珍獣のように扱われ、見つけた人には懸賞金がかけられるような事態に。


・僕はお前(母親)が嫌いだ!母はそれを聞いて笑うつもりでいたんだろう。でも、予想以上に打ちのめされていた。
・姉さんが作ったケーキが直前に落としてしまってダメになってしまったため新しいケーキをライバル店であるフードストアでいやいや買うことに。
・その買ってる瞬間を働いているお店のマスターに見られてしまう。しょうがない、と肩を落とすマスター(ジュースが1ドル以下だもんな、みたいな発言も)。
・そしてそんな思いをして買ってきたケーキをアーニーはなにもわからない顔をしてつまみ食いをしてしまう。それに腹を立てたギルバートは激昂する。
・このケーキを買うためにどれだけの犠牲を払ったと思ってる!
・アーニーには暴力は振るわない。手を出させない。それはいとも簡単に壊れた。
 ケーキをアーニーが食べてしまってからギルバートが怒って手をあげるシーンが一番インパクトがある。強引にお風呂へ入れようとするシーンは忘れられない。水しぶきが跳ねるのを厭わずに怒りを露にするギルバートからはマルらしさってものはない。
・ベッキーとゆっくりプールに浸かるアーニー。魚になったよ、と喜ぶ。すごく無邪気な感じで、すべてはギルバートのため。
・そこらへんから自分は愛されているんだと自覚するギルバート。なんだか涙が止まらない。感情を押し殺していたのが溢れ出しているよう。
・床がたわんでいることに気づいている母親。

・アーニーの18歳の誕生日祝いをタッカーの働くファストフード店で行うことに。
・その晩、ようやくの思いで階段を昇り、何年かぶりに寝室で寝た母親。そしてそのベッドの上で心臓発作で亡くなってしまう。
・家族だけで運び出すことは難しい。夜が明けてしまうと野次馬に囲まれてしまう。そんなことにはしたくないギルバートは英断する。
・4人で続々と家具を運び出し、小さな模型が舞台に登場して火をつける。こうして母親を弔うことにした。
・最後は大きめの布を持って、燃えている家にかぶせて鎮火。舞台が真っ暗になります。
・全員登場してのカーテンコール。


【感想】
話が思いのは想像していましが、やっぱりかなり重いお話。
マルちゃんがきちんとギルバートになってたと思います。
まわりの役者さんたちがきちんとギルバートになれるようにしていてくれたのもあるかもしれません。
余段ですが、主役って演技が上手だとやらないことが多いそう。
観覧者が役に感情移入しにくくなるから、と言われています。
決してマルちゃんの演技が下手であったと言うつもりはありませんよ。そういう考え方もあるのだということです。

私は前からカタカナの人の名前を覚えるのが苦手なので、人間関係を把握するまでに結構時間を要しました(苦笑)特にベッキーとベティとかorz
なので正直な所、1幕はちょっとだれてしまった印象です。
それに比較して2幕はすごくスピード感があって、あっという間に流れた感じでした。
ギルバートの感情表現にすごく波があって、圧倒されたというか、呑みこまれたっていう言い方がいいのかもしれないです。
あの時間の空気は忘れられないなぁ、と思いました。
どうしてもマルちゃんっていうイメージで見てしまっていたのを、覆されましたからね。
私なんかが言わなくても、マルちゃんはきっといい経験だったなって絶対思ってると思いますもん。
本当に千秋楽まで何事もなくいけてよかったです。お疲れ様でした!

管理者にだけ表示を許可する